つなわたり/ロープウェイに乗ろう

箱根ロープウェイ 早雲山−大涌谷−桃源台(4035m)

  • 三線自動循環式
  • 開業:’59年04月:早雲山−大涌谷(1480m)開通(’59年12月06日?)
  • ’60年??月:大涌谷−桃源台(2555m?)延長開業
  • ’02年06月:早雲山−大涌谷(1512m)DLM方式へ更新
  • ’07年??月:大涌谷−桃源台(2533m)DLM方式へ更新
○公式ホームページ
箱根ロープウェイ:http://www.hakoneropeway.co.jp/
○アクセス
早雲山駅にて接続

走破記

(’97年10月19日取材時)

駒ケ岳ケーブルからここにやって来た。箱根は不思議なところだ、昔の西武と東急の観光開発競争のなごりがいまだに色濃く根付いている。具体的言うと、案内図などから互いの交通機関の位置関係を巧みに隠したり、近くにあるのにわざわざバスターミナルを分けて互いにわからなくしたりしている。それにしても、この索道の4kmは実に貴重だ年々渋滞の激しくなる下界の箱根をパスしてくれるからだ。それに今ではすっかり珍しくなった三線自動循環式索道という方式も感涙ものだ。

(’02年11月30日追加取材時)

(第1回乗りマス会レポート:箱根ロープウェイからの続き)

われわれ乗りマス会ご一行様は、次にこの箱根ロープウェイの残りの区間に乗車し桃源台へ。車内では先程の線と同じく相変わらず相乗りだがご一行さまは写真取り捲りである。他のお客さんまで巻き込んでロープウェイの講釈をしてしまう隊長様さまを見ながら一行は桃源台に到着。

昼食後、駅前には新宿行きの高速バスが丁度発車するところで思わず乗りたくなってしまうが、まだ我々は本日の目的を達成していないので、再びこのロープウェイに乗り込み、今来た道を戻る。

途中、姥子駅にて下車。我々は往路に車窓に見た古い搬器が気になっていた。当然でしょう?と言わんばかりに足並みをそろえて途中下車しその函のある場所へ向かう。搬器は複線自動循環式時代のものであった。

姥子で時計をよく見ると、既に大和屋ホテル(日帰り入浴)にぎりぎりの時間であった。一目散に本日のメインイベント晴遊閣大和屋ホテルへ向かいましょう。

’02年11月30日に早雲山−大涌谷間DLM架け替え後に再訪しました。詳細はこちら

’09年05月31日には大涌谷−桃源台間DLM架け替え後に再訪しました。詳細はこちら

箱根ロープウェイ(大涌谷駅を出る搬器)大涌谷を発車した箱根ロープウェイは、途中富士山を進行方向右手に見ながら正面に見える芦ノ湖へ向かって緩やかに下ってゆきます。写真は大涌谷を発車したばかりの搬器で正面後ろに見えるのが大涌谷駅です。撮影は間もなく大涌谷に到着する搬器から行っています。

(’02年11月30日追加取材時撮影)

箱根ロープウェイ(姥子駅と搬器)姥子駅に到着しました。筆者は以前にもこの駅に降りた事がありますが、その駅舎は筆者の記憶の中にあるものとは変わっていました。

(’02年11月30日追加取材時撮影)

箱根ロープウェイ(姥子駅に保存されている複線自動循環式時代の搬器)姥子駅前に展示されている複線自動循環式時代の搬器。こういうものの管理もなかなか大変なんでしょうね。勿論、ちゃんと説明書きが添えられており、展示物の素性がわかるようになっていてぬかりはありません。

(’02年11月30日追加取材時撮影)

箱根ロープウェイ(桃源台付近を走る搬器と芦ノ湖)桃源台付近の箱根ロープウェイとその搬器。遠景は芦ノ湖である。

箱根ロープウェイ(桃源台駅)桃源台に到着しました。湖尻方面は芦ノ湖観光汽船に乗り換えです。

写真のような大きな出枠に搬器が次々と行き交うさまは見ていて飽きませんね。

(’02年11月30日追加取材時撮影)

(’97年10月19日取材、’02年11月30日追加取材)

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