走破記
大阪からの直通しなので木曽福島へ来て、そこでレンタカーを借りてこの地へ到着しました。
スキー場はJR東海の系列会社の運営で、親会社のJR東海も「快速、チャオスキー号」などの愛称名を付けたスキー列車とその連絡バスを運行したり、新幹線の車内に数多くの広告を掲載したりと強力なバックアップ体勢が取られています。そのスキー場を代表するのがこのフライングチャオと呼ばれる8人乗りのゴンドラリフトです。木曽福島駅でも標高が660mもあるのですが、ここは特に標高が高くフライングチャオの山頂駅では実に標高2200mにもなります。
その為かとっても雪質が良く大変滑りやすいのです。またコースも急坂過ぎず緩すぎずで遠慮なく山麓まで高速でスッ跳ばしてのクルージングが楽しめるグッドなスキー場です。それに割と多くの人が滑っているのに、ゲレンデにこぶが殆どないところがまたまた泣かせてくれます(筆者はこぶが大の苦手で、モーグルを平然と滑る人は尊敬してしまいます)。
このあと筆者は濁河温泉に宿泊。明日の濁河温泉スキー場と朝日村にある鈴蘭高原スキー場に備えましょう。
(併せて走破したリフト)
第1デュオ、第2デュオ、第3デュオ
センターハウスの隣にある飛騨森林都市企画(フライングチャオ)の山麓駅です。まだまだ出来て数年しか経っておらず新しさが残ります。色も落ち着いていて大人?の雰囲気です。バブルの頃に出来た同じような鉄道系列のガーラ湯沢スキー場とはだいぶ趣が違います。
ロープウェイは御嶽山に向かって登る方向に架けられています。スキー場には綺麗な御嶽山がいつもバックに鎮座しています。ここは「おんたけ、御岳ロープウェイ、開田高原マイヤ各スキー場」に次ぐ御嶽山麓4つ目のスキー場として’98年12月にオープンしました。
標高2000メートルを超える高地にあるせいか、障害物があまりなく大変眺めがよいコースです。コース真正面には乗鞍岳がこれまた美しくその姿を見せています。
搬器にはニコちゃんマークに似たこのスキー場のトレードマークが描かれています。
そして山頂駅です。デザインは山麓駅と同じ感じです。駅前が広くとられていて沢山のスノーボーダーがブーツを固定していますが、全く邪魔になることなく滑る事が出来ます。筆者はこのスキー場が大変気に入りました。
(’02年01月26日取材)