走破記
前泊のホテルからの連絡バスで直接乗り付け、早速すろっぴーの取材活動をする。山麓駅は高速バス鳴門バス停から乗車出来るバス乗車券売り場と観光案内所が一緒になった、鳴門市観光情報センターの棟続きの屋外?にある。この種のスロープカーにしてはめずらしくホームドアがあり、しかもそれは自動ドアとなっている。しかもドアの所だけ立派な壁があって面白い。
路線はきれいなS字カーブを描いている。乗車してドアの脇にある「上」ボタンと「閉」ボタンを押して発車。この辺の操作方法はエレベータみたいだ。終点「上」に着くと筆者と同じスローピーに乗車していた人々は足早に高速鳴門バス停へ向かっていった。筆者は写真撮影をしてからバス停に向かってみた。
バス停では本当にひっきりなしに、大阪方面の路線バスが発車している。筆者もここから乗車してゆきたいところであるが、残念ながら筆者の次の目的地の淡路島へ停車する淡路交通のバスはここからは1日1本しか発車していない。それ以外にある6本の便は鳴門観光情報センターから道路を渡った反対側にある徳島バスの駅(小鳴門橋)から発車する(これらのバスは次の鳴門北インターから高速道路へ上がるので)。
そのバスの発車時間までなにして過ごそう。と思った矢先、筆者はホテルに財布を忘れて来ており、それどころではなくさっき乗って来た連絡バスでホテルへとんぼ帰りする羽目に陥るのであった(つづく)
なお、次の目的地は淡路ファームパークイングランドの丘(IMTS)です。
「上」駅です。多くの人が足早に来て高速バスへ、または高速バスからすろっぴーを利用して去ってゆきます。長閑な雰囲気とは裏腹なとてもせわしいところです。このすろっぴーにももう少し注目してあげてほしいなと思いました。
(’02年11月04日取材)