走破記
ロープウェイは稲佐山バス停と駐車場から稲佐山展望台への徒歩による上りを解消する為に設置されている。
筆者は長崎ロープウェイで稲佐山頂上に上がり、そこから往復で乗車した。筆者のようにこのロープウェイを山頂側から往復乗車する乗客は皆無である。けれども日が暮れたあとに夜景を見るために往復する乗客ならいるかもしれない。とりわけデートには最適であろうと思う。
さて長崎ロープウェイから乗継いで、早速、窓口で山頂駅からの往復の切符を買おうとすると、窓口氏が「お一人でですか?」と怪訝そうに訪ねてくる。その気持ちはわからなくはない。筆者もこんな旅行目的がなければおそらく乗らないところであろう。
ロープウェイは稲佐山の尾根線を走るので大変景色はよく動く展望台と言う名前がついてもよさそうな立派なものであった。もう少し乗客が多くてもよさそうだが。ゴンドラには待つこともなく乗ることも出来、特に混雑している様子もなかった。
さて、山麓駅に降り立って見るとこんな不思議な乗り物があった。
長崎スカイウェイの山麓駅です。立派な大きな駅です。この写真はその前に広がる広大な駐車場から撮影しています。そこまでには数十段の階段を登る必要がありますが、それを解消するモノレールが設置されています。
山頂駅です。長崎ロープウェイに乗り換えです。って、少しは観光もしましょう。先ずは稲佐山展望台で夜景を見ましょう。
(’02年09月14日取材)