走破記
身延から特急ふじかわに乗り、甲府駅でわずか5分接続でバスに乗換え。終点仙峡滝上で降りる。バス停の目の前にある、影絵ミュージアム(影絵の森)の勧誘がしつこい。しかも昇仙峡ロープウェイに行くには、その影絵の森の所有する橋で川を渡るルートが最短距離となるので余計に厄介だ。結局バス停1つ分大回りしてやっとの事で橋を渡りロープウェイは山麓駅へ到着した。
ロープウェイの駅に着いて見ると、駅員らしき人が乗車券を販売している。早速買おうと思ったがどうも様子がおかしい。良く見ると正規の切符売り場の真ん前である。聞いてみると隣にある美術館とのセット券を販売しており合計で300円の割引になるとか。尤もロープウェイだけ乗る人には500円割高になるのは言うまでもない。
ロープウェイはなだらかな勾配をひたする登る平凡なルートである。梅雨明け後最初の休日なので往復共に満員でとても車内で写真をとる余裕もない。やっとの思いで山頂駅に着く、ここから少しの徒歩で昇仙峡を見渡せる展望台へ着く。せっかくだから展望台を拝んで帰ろう。
このあと筆者は再びシャトル桂台へ急行する。
(’01年07月08日取材)