越後交通バス(当時)時刻表(取材日現在)
越後交通バス(当時)時刻表(取材日現在)
走破記
今年(’01−’02年)リニューアルされた81人乗りのロープウェイ、従来のゴンドラリフトから大きくリニューアルされています。
このスキー場を運営するコクドは今年(’01−’02年)このロープウェイとドラゴンドラを同時に開業させたことになり、この不景気のなかよくそれだけ資金があるもんだと感心してしまいます。もっとも昨日(’01年01月13日)、筆者が行ったかぐら・みつまたスキー場の混雑を見ているとその資金もわずか1年足らずで回収してしまうのではないか?と思えるほどの勢いです。さてそれに比べこちらは極めて地味です。しかもここへの路線バスは六日町駅からの2往復と浦佐駅からの2往復と併せてもわずか4往復しかありません。筆者はまたしても旅館のご主人のご好意によりこの地へ送迎していただきました(本当に感謝です、お世話になりました)。なんでも30km近くあるんだとか。
それにしても長ーいスキーコースで、そのコースを山頂から一気に山麓駅まで滑り降りるともう一回で満足してしまいます。湯沢のゴミゴミしたスキー場と違いこちらは絶景です。うわさ話によればこのスキー場を建設する時にコクドの社長である某氏が、ヘリコプターで八海山の山頂から実際に現在スキー場のある南側の斜面と、それよりちょっと東よりの斜面を実際に滑り降りてみてこの地に決めたとか。うーむそういうだけのことはあって、たしかに絶好のロケーションで景色は最高です。難点は南向きの斜面なので雪が溶けやすいんだとか。それでこんなカチカチに圧雪してあるのかな?
さて、早くも帰りの時間です。筆者は2km歩いて(途中、道行く乗用車に同乗させていただきました)山を降り山口というバス停から路線バスに乗車して次の目的地(ガーラ湯沢スキー場)へ向いました。
(併せて走破したリフト)
第1ロマンス、第2ロマンス、第3ロマンス
(メモ)
山麓、山頂駅や巻上げ機などの機械費は同じと仮定すると。ゴンドラリフト(自動循環式)だとゴンドラ1基あたり300万円で100基あると3億円。ロープウェイ(交走式)だと搬器1基1億としても2基しかないので2億円で、ロープウェイ(交走式)の方がお徳なんだとか。
当HPに寄せられた情報を総合すれば、その搬器の価格差に加えて、巻上げ機などの機械費も大きく違って、総合すると価格差は3/4から1/2ぐらいの価格差があるそうです(情報提供:こぶこぶさん)。
バス停前にある八海山ロープウェイの山麓駅かと思うと、そうじゃなくて、スキーセンターでした。だっていかにもな形といかにもなペインティングなんだもん。筆者は早まって写真を取り巻くってしまった。悔しいのでここに載せちゃいましょう。
当HPに寄せられた情報によれば、これはかつてのゴンドラリフトの山麓駅だとか。そうと知っていればもっとよく見たのに、残念(情報提供:こぶこぶさん)。
走行中の搬器です。ゲレンデから山麓方向を向かって撮ったものです。ここは本当に絶景で掲載する写真の選択に苦慮しました。
ロープウェイは国内最速(取材日現在)の10m/sec(時速に直すと36km/h)です。そのすれ違い風景を動画にしました。とっくとご覧下さい。(動画はこちら)
(’02年01月14日取材)